これまでのような理由から、需要者の皆さんが一番親しみやすい坪単価という概念をもって、公正で理解し易い表示のあり方はいかにあるべきかということを追求した結果、現在のような仕組をつくり出しました。即ち、[本体にかかる原価]と、粗利に相当する[諸経費率]、それに敷地状況や既存の建物の有無で違ってくる[付帯工事費]を分けて表示することです。このようにすれば、何をどのようにしたからこの原価になる、それにかかる諸経費はいくら、本体価格に含まれない付帯工事費はいくら、という坪単価の中味が明確になります。これが出来ない業者は下請業者に丸投げしているか、詳細見積書の各項目に表示できない粗利を散らして乗せている業者です。何故なら、お客様によって、現場によって、粗利の取り方がバラバラだからなのです。こうした杜撰(ずさん)な経営のあり方がこの業界の悪弊なのです。家づくりで何よりも大切なのは信頼関係です。信頼関係とは一方が相手を信頼し、相手方はその信頼に誠実に応えようとすることに崇高な価値があると思うのです。